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カナダ・オンタリオ州で作るお酒:マイクロディスティラリー

こんにちは。 

みなさん、マイクロディスティラリーってご存知ですか? 

マイクロディスティラリーとは小さな蒸留所を意味し、ウォッカなどのスピリッツを製造している蒸留所を指します。

簡単に言うと、クラフトブリュワリーのスピリッツバージョンのことですね。 

カナダにはマイクロディスティラリーと呼ばれ、ごく少量のみ生産販売している蒸留所がたくさんあります。 

今日は、その中でも私が住んでいるオンタリオ州のマイクロディスティラリーをご紹介したいと思います。 

トロントにあるマイクロ・ディスティラリー

まずはトロントにあるマイクロ・ディスティラリー。

トロントには3つあります。

どのディスティラリーの商品もLCBOと言う州営の酒屋さんで手に入ります。しかし、そのディスティラリーのみで販売している商品もあるので、気になる方は一度訪れてみるのもいいと思います。 

Spirits of York 

2017年に出来たばかりで、トロントの観光名所の一つであるディスティラリー・ディストリクトにあります。立地がとても良いので、トロントでは一番行きやすいディスティラリーだと思います。 

ここディスティラリーでは、ウォッカ、ジン、アクアヴィットを作っています。

100%オンタリオ産のライ麦と、同じくオンタリオ州の『世界で一番ピュアな水』の一つであるスプリングウォーターの水を使って作っているそうです。 

お店の中は一面ガラス張りになっているので、蒸留装置などが全部丸見えです。と言うか、何も隠すものはないと言うのがこのディスティラリーのモットーだそうです。

ちなみに、蒸留装置は施設内だけでは入りきらなかったので、外にも設置されています。 

ボトルが美しい!店内にはシャンデリアらしきものがあるのですが、実はこれもこのディスティラリーで作られているスピリッツのボトルをモチーフにして作られているユニークなシャンデリア。必見です。 

https://spiritofyork.com/

Nickel 9 Distillery 

2017年に出来たばかりの新設マイクロディスティラリーです。それもあってプロダクト数も少ないですね。

ウォッカとジンをメインで作っています。 

Northern Temple と言うウォッカ、なんと「りんご」から作っているそうです。

ウォッカの材料としては、あまり聞かないなと思いました。りんごの匂いやあじわいがうっすらと感じられるウォッカ。麦などの穀物を使っていないので、口当たりがまろやかになるそうです。 

全然お酒ではないのですが、このディスティラリーが作っている「メープルバターシロップ」なるものがかなり気になります。パンケーキにかけて食べてみたい! 

https://www.nickel9distillery.com/

Yongehurst distillery 

このディスティラリーは2015年に始まったので、他の比べると古くからありますね。と言っても2年ほどですが。 

ちょっとだけ長くやっていることもあり、いろんな種類のお酒を製造しています。

ウォッカを始め、ラム、ジン、アップルブランディー、グラッパなどもあります。また、焼酎や梅酒も作っています。 

が、しかし、このディスティラリーは本当に少量しか作らない・作れないようで、すぐに売り切れてしまいます。数種類はLCBOでも取り扱いがあるようですが、こちらもすぐに売り切れてしまいます。 

また、いろんなタイプのお酒を実験的に作ったりもしているので、販売終了となった商品も多いようですね。ただ、商品によっては再販もしています。作れたら販売するみたいなスタンスですね。 

焼酎は現時点(2019年3月末)では在庫があるようですね。この焼酎は泉という酒蔵の酒粕を仕入れて、それから作っているそうです。 

梅酒も2019年春に出る予定。日本以外で作られている焼酎や梅酒ってめずらしいから、日本産と飲み比べてみるのも楽しそうですね。 

http://yongehurst.com/

トロント以外のマイクロ・ディスティラリー 

トロント以外にもオンタリオ州には30近くのマイクロ・ディスティラリーがあり、年々増え続けています。

その中でも、有名すぎてマイクロだと思わないと言うレベルのマイクロ・ディスティラリーを3つほど紹介しておきますね。それ以外はまた今度機会があれば紹介記事書いてみます。 

Dillon’s Small Batch Distillers 

いきなり関係ないことですが、この蒸留責任者のジェフさん。圧倒的にイケメンさんです!あんなにかっこいいのにお酒にめっちゃ詳しいなんて・・・素敵すぎる。 

このディスティラリーはけっこういろんな種類を作っているんですよね。

ウォッカ、ジン、ウイスキー、ビターなど。

種類も豊富なんですが、それにも加えてけっこう多くの賞を受賞している実力派のディスティラリー。 

http://dillons.ca/

Georgian Bay 

オンタリオに住んでいて知らない人はいないんじゃないかと思えるほど、かなり有名なディスティラリーです。 

このディスティラリーはスピリッツでも有名ですが、それよりもこのスピリッツを使ったカクテルが前代未聞のスマッシュヒットとなりました。あまりの人気にLCBOから姿を消すっていう・・・。いつ行っても売り切れ状態が続きました。 

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ジンスマッシュは飲みやすいので、若者を中心に絶大な人気を誇っています。ちょっと甘めな感じがしますけどね。若い人は飲みやすいから好きなんでしょうね。 

ジンを作るために必要なジュニパーを丁寧に手摘みして、エルムヴェールという地域のスプリングウォーターで作り上げられた地元愛のあふれるスピリッツです。 

http://georgianbayspiritco.com/

Wayne Gretzky

こちらは、カナダ人なら知らない人はいないんじゃないかと言えるほど、超有名です。

なぜなら、この方は元プロのアイスホッケー選手で、カナダでNo.1と言われるほどの超一流プレーヤー。

引退した現在は、自身の名前でワイナリーとディスティラリーを持っています。 

このワイナリー&ディスティラリーはナイアガラ・オン・ザ・レイクにあるので、ナイアガラの滝やワイナリーツアーなどで行く機会があれば、立ち寄ってみるのもいいと思います。 

http://www.gretzkyestateswines.com/

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ユニークすぎ・・・レア度100%?のスピリッツ 

ウォッカと言えば、麦、ポテトやコーンなどを原料とするのが一般的ですよね。実は特に原材料に規定はないので、ぶっちゃけ何からでも作ってもオッケーなんです。 

上で紹介したりんごから作ったウォッカもそれなりに珍しいと思うのですが、さらに不思議なウォッカを発見したのでご紹介します。 

これは、かなりマニア向けなんじゃないかと思っております。もしかしたらどこか他の国で作られているのかも。ちなみに私はウォッカマニアではないので詳しくは分からないです。

自称ウォッカマニアだと思う方はぜひお試しください。

Daily  Distillery 

Dailyとは日本語で乳製品のこと。

このディスティラリーはなんと、牛乳からウォッカを作っております。

牛乳と言っても、飲むための牛乳ではなく、チーズや牛乳などを作った後に残された部分を使って作るそうです。 

もともとは産業廃棄物として捨てられていたそうなのですが、これからウォッカを作ることで廃棄が減り環境にも良いと同業者の中では好評だそうです。

どんな味がするんだろう・・・。かなり気になるところです。

https://www.dairydistillery.com/

Crosscut 

このディスティラリーはベーコンフレーバーのウォッカを生産。

ベーコン?誰が飲むの?って感じですけど、ブラッディメアリーやシーザーなどを作るときに役立ちそうです。

シーザーとかってよくカリカリなベーコンがガーニッシュとしてついてくることがあるので、そう考えたらベーコンフレーバーのウォッカも悪くないのかなと思います。

ただ、このベーコンフレーバーウォッカはLCBOでは販売していないので、ディスティラリーで直接かオンラインで買うしかないようですね。 

https://crosscutdistillery.ca/

今回はトロントにあるディスティラリーと有名どころ、変わり種を紹介しました。

実はオンタリオだけで30ほどマイクロディスティラリーがあり、カナダ全体では100は超えると思うのですが、正確な数字は分かりません。

もしそんなになかったらごめんね…。と言うか、全部網羅できる日は来るのだろうか・・・。

最後まで読んでくれてありがとう。
ではまた。