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カナダワイン:オレンジワインを作っているオンタリオ州のワイナリー

こんにちは。

先日、オレンジワインについての記事を書きました。

 

近年、オレンジワインは人気上昇中で、カナダにあるワイナリーでもだんだん作られるようになってきました。

今日は、カナダのオレンジワインをご紹介したいと思います。
カナダと言っても広いので、今回はオンタリオ州のオレンジワインを取り上げます。

 

それでは、さっそくいってみましょう!

 

カナダのオレンジワインの特徴

オレンジワインを作る場合、普通の白ワインと違って、皮や種を果汁にしばらく浸して一緒に発酵します。

この、皮などと果汁が混ぜ合わさっている期間(スキンコンタクト)ですが、作り手によってだいぶ異なります。

世界では、この期間についての規制がないことがほとんどのようで、数時間や数日から数ヶ月以上とかなりバラバラです。

 

しかしカナダでは、2017年にカナダワインの品質を厳しく取り締まるVQAがこのオレンジワインの作り方に関する規制を世界で初めて作りました。

オレンジワインを作るために使用されるぶどうは全て、最低10日間は醸しと発酵のためのスキンコンタクトがないとだめなんだそうです。

そして、必ず皮と一緒に発酵もしないといけません。

10日間浸したり一緒に発酵させたりすることで、皮に含まれる成分がたくさんしみ出てきますからね。

『オレンジワインってこんな感じ』って、オレンジワインらしさみたいのを消費者がとらえやすくなるには、最低10日はスキンコンタクトが必要って考えなのかなって思います。

 

 

カナダ:オレンジワインリスト

先に言っておきたいことがあります。

ここで紹介するワインはLCBO(オンタリオ州のお酒屋さん)ではほぼほぼ手に入りません。

興味のある方、欲しい方は、ワイナリーのネット販売か直販でご購入になります。一応、ウェブサイトで手に入るワイナリーをピックアップしています。

ちなみに、オレンジワインを提供しているレストランはこちらの記事をご覧ください

トロント:オレンジワインが楽しめるレストラン5選こんにちは。 突然ですが、オレンジワインってご存知ですか? 近年、世界的に人気がとても高まっていて、 トロントでも...

SOUTHBROOK

 

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https://www.southbrook.com/Our-Wines/Orange

カナダのオレンジワインと言えばSOUTHBROOKと言っても過言ではないかなと。
オレンジワイン作りのリーダー的存在。

もともとこのワイナリーがオレンジワインをけっこう前から作っていました。そして、VQAにオレンジワイン(正しくはSkin Fermented)というカテゴリーを作らせたわけです。

 

このワインはアイスワインによく使用されるヴィダル(Vidal)というぶどう品種で作られています。

 

こちらはたまーにLCBOで買えることがあるかもしれないワインです。売り切れ状態が続いております。

でも、ワイナリー直販で買えます。

カナダのオレンジワインってどんなの?って思う方はぜひ試してみてください。

 

REIF ESTATE WINERY

 

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https://reifwinery.com/shop/detail/sun-skin-fermented-vidal-2018

このワイナリーはけっこう有名だから、知っている人も多いかと思います。

ここもSouthbrookと同じようにアイスワインでよく使用されるヴィダルで作られています。期間は36日間です。

このワイン、なんかLCBOで見かけたような気がするワインです。

 

PEARL MORISSETTE

 

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CUVÉE BLU SKIN FERMENTED WHITE

シャルドネ、ピノグリ、リースリングのブレンドワインです。ネットで買えますが、売り切れになるのが早いです。

2015年のビンテージは121ケース(1452本)しか作っていないようなので、激レアですね。残念ながら、もう売り切れてしまったようですね。

 

このワイナリーはもう一つオレンジワインに近いワインを作っていて、それがIRRÉVÉRENCEです。

 

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https://pearlmorissette.com/shop#/store

こちらは、リースリング、シャルドネ、ゲヴェルツトラミネールのブレンドです。こちらは正確に言うとVQA的にはオレンジワインではないようです。たぶん。

実際、ゲヴェルツトラミネールのみが皮と共に発酵されているようです。たぶん。

 

Bar IsabelではPEARL MORISSETTEのCUVÉE BLU SKIN FERMENTED WHITEとIRRÉVÉRENCEが楽しめます。

 

TRAIL ESTATE

 

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https://trailestate.com/collections/all/skin-fermented-white

プリンス・エドワード・カウンティにあるワイナリーです。

こちらは、リースリングとゲヴェルツトラミネールのブレンドで、188日間のスキンコンタクを実施。しかも、自然酵母による発酵をして、サルファーを使用ぜずに瓶詰め。とことん自然派にこだわったワインですね。

それもあって、けっこうなお値段がします。

ただ、このワイナリーはこのワイン以外にもいくつかオレンジワイン(skin fermented)を生産しています。ここまでたくさん種類があるのも珍しいかも。

このワイナリーのオレンジワインを楽しめるレストランはトロントにたくさんあるようで、Archive 909、Canoe、Biff’s、Paris Paris、Peter Pan Bistroなどなどけっこう知られたレストランが多いですね。

 

TRAYNOR Family Vineyard

 

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https://traynorvineyard.com/products/skin-fermented-chardonnay-2016?variant=8816988520502

こちらもプリンス・エドワード・カウンティにあるワイナリーです。正直、初めて聞きました・・・。

このワインはシャルドネを16日間、スキンコンタクトで作られたワインです。National Wine Awards of Canadaで銀メダルを受賞しているワインです。

 

LACEY Estates

 

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https://squareup.com/store/lacey-estates-winery-inc/item/gewurztraminer-skin-contact-barrel-fermented

ゲヴェルツトラミネールを使用したワインです。

こちらのワイナリーも初耳です。そしてプリンス・エドワード・カウンティにあるようです。

あれ?でも、Twenty Mile Bench VQAって記載されているので、ぶどうはナイアガラ近くで作られているようですね。

 

販売されていないオレンジワイン・・・

作られていたのは確かなのですが、ウェブサイトで確認しても載っていません。どこで手に入るのか不明のワインたちです。

錚々たるワイナリーがオレンジワインを作っている・作ったいたのですね。『絶対飲みたいやつじゃん』って思います。

でも、手に入らないんですよね。

もう売り切れて販売していないのか、それとも一般に販売する目的で作ったワインではないのか・・・詳細不明ですが、一応リストアップしておきますね。

 

TAWSE

ナイアガラを、いやカナダを代表するワイナリーのTawse。

ここもオレンジワインを生産していた様子。そしてNational Wine Awards of Canadaで銀メダルを受賞されています。

Photo: winealign.com

 

https://www.winealign.com/wines/107876-Tawse-Grey-Gardens-Orange-Wine-Pinot-Gris-2017

ただ、こちらのワイナリーのウェブサイトには掲載されていません。もう売っていないのか、一般には売り出していないのか不明です。

 

とあるレストランで、同じ名前のワインを発見しました。

もしかしたら、Grey Gardenでこのワインを飲めるかもしれません。

 

HIDDEN BENCH

 

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なんとあのHidden Benchもオレンジワインを生産し始めたようなのです。

こちらのワインは、もしかしたらParadise Grapevineと言うレストランで飲めるかもしれません。

そのうち、普通に買えるようにならないかなぁ・・・。今のところ、どうしても欲しい方は直接ワイナリーに問い合わせるしかないかもですね。

 

終わりに

オレンジワインをウェブサイトで販売しているワイナリーを紹介しました。

他にも、

 

などで作られている・いたようなのですが、ウェブサイトに載っていないです。作ったことは確かなのですが。もう作ってないのかな?気になりますね。

ここで紹介したワイナリー以外にも、オレンジワインを作っているワイナリーはありそうですね。

とは言っても、まだまだオレンジワイン人気に火がついたのも最近ですし、きちんと規制が出来たのも数年前。正直、たくさんのワイナリーが作っているとは思えません。
もしかしたら、いろんなワイナリーが試行錯誤中なのかも知れませんね。

ただ一つ言えるのは、オンタリオで作っているオレンジワインはけっこう手に入れにくいってことだけ。もう数年待ったらまた変わってくるんだろうな。

現時点では、相当な熱量とお金がないとなかなか手に入れられないですね。

 

最後まで読んでくれてありがとう。
ではまた。