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【超簡単!ワイン講座】ワイン初心者こそフルボディの赤ワインを飲め! Vol.1

くまさん
くまさん
赤ワインって何か渋みとか苦みがあって、あんまり好きじゃないんだよね。

もっと飲みやすい赤ワインがあるなら試したいけど、どれだかよくわかんないし。

赤ワイン初心者の方はこんな風に思ってるかもしれません。

赤ワインを飲んだ時に感じる渋みは、タンニンという成分によるものです。

緑茶とか紅茶の葉っぱを入れっぱなしにしてしばらく置いておくと、ちょっと渋い感じになって、口の中が乾く感覚ありませんか?

あれがタンニンです。 

フルボディの赤ワインのすすめ 

フルボディの赤ワインってどんなイメージがありますか? 

  • 味が濃い 
  • タンニンが多い
  • 渋い
  • 安いものはマズい
  • コクがある
  • 上級者向け

こんな感じでしょうか?

これは半分正解で半分間違いです。 

間違いは、「渋い、安いものはマズい、上級者向け」この3つですね。 

実際は、安価なワインでもおいしいものが多く、そういったワインはタンニンがやさしくてかなり初心者向けなものが多いです。 

では、どういうことか説明していきますね。 

赤ワインのチャート 

赤ワインは色で覚えるとけっこうわかりやすく覚えやすいですよ。 

まず色が赤からどんどん赤紫っぽい色にしていくと、味わいもレッドフルーツからダークフルーツに変化していきます。 

クランベリー
→ チェリー
→ ストロベリー
→ ラズベリー
→ ダークチェリー
→ レッドプラム
→ ブラックカラント
→ ブラックベリー
→ ブルーベリー
→ プルーン 

みたいな感じです。

ワインの色に似た色のフルーツの味わいがすると覚えておいてください。
それを基準にそのぶどうの特徴的なアロマが上乗せされるイメージです。 

タンニン

タンニンはいわゆるみなさんが思う渋み成分ですね。
あれって、皮とか種に含まれているんです。

赤ワインを作るときは、その皮や種をブドウ果汁に浸してしばらく置いておきます。すると色がどんどん染み出てくるわけです。 

すごく単純に言うと、長く浸しておけばおくほど色が濃くなります。
そして、それと一緒にタンニンもブドウ果汁に染み出してくるわけです。 

ここでの薄い濃いと言うのは、赤から紫と言う意味での濃さではなく色素の意味です。
グラスにワイン注いだ時に、グラスの底または向こう側が見えるか見えないかですね。 

単純に言うと、

  • 色素が薄い(グラスの底丸見え)ほどタンニンが弱い。
  • 色素が濃い(グラスの底が見えない)方がタンニンは強い。 

簡単でしょ?

ちなみにこの色のイメージですが、暖かく気候で育ったぶどうの方が紫色に近づいていきます。 

同じぶどう、例えばピノ・ノワールでも、寒いフランスのブルゴーニュ産よりも、暖かいカルフォルニア産の方がダークフルーツ寄りになり色素も濃くなります。 

酸味

続いて酸味について見ていきましょう。 

先ほどのフルーツのチャートをもう一度見てください。
そして、左から順に酸味のレベルを想像してください。
酸味の高さに何か法則性が見出せませんか? 

左から右に行くにつれて、酸っぱさが少なくなっていると思います。

そう、おおざっぱに言うとダークフルーツの方が酸味が少ないんですよね。もちろん例外はありますが。 

まぁ、日本のいちごってめちゃくちゃ甘いものが多いのでちょっとイメージ付きにくいかもしれないですけどね。

ちなみにカナダで売っているいちごは衝撃的にすっぱいです。最近慣れてきて、すっぱい方が好きになってきた笑 

理解度チェック 

では、ここまでのおさらいです。 

濃い紫の色をしたワインがあります。このワインのイメージにはどれが近いですか? 

  1. 酸味が高く、タンニンが強い、ラズベリー味のワイン 
  2. 酸味が高く、タンニンが弱い、ブルーベリー味のワイン
  3. 酸味が弱く、タンニンが弱い、ラズベリー味のワイン 
  4. 酸味が弱く、タンニンが強い、ブルーベリー味のワイン

正解は、4です。

薄い赤い色のワインがあります。このワインのイメージにはどれが近いですか?

  1. 酸味が高く、タンニンが強い、ブルーベリー味のワイン
  2. 酸味が高く、タンニンが弱い、ラズベリー味のワイン
  3. 酸味が弱く、タンニンが弱い、ブルーベリー味のワイン
  4. 酸味が弱く、タンニンが強い、ラズベリー味のワイン 

正解は、2です。

正解できましたか?こうやってざっくり考えると理解しやすいかなって思います。 

超重要!!タンニンの勘違い

天気の良いぶどう畑

さて、ここでどうしても理解しておいて欲しいタンニンについて説明したいと思います。
ここが理解できるかどうかでワイン選びがずーっと簡単になるからです。 

先ほどタンニンは皮や種に含まれていて、長く浸して色が濃ければそれだけタンニンが強いと言いました。 

でもここで勘違いして欲しくないのが、タンニンが多いからと言って必ずしも渋いわけではないんです。

むしろ近年の傾向として、作り手の方々はこの嫌な渋みを極力抑えるような作り方をしています。 

ここで渋みについて簡単に説明しますね。

何でもいいのですが、りんごとか柿とかで未完熟なフルーツを食べた経験はありませんか?
食べた時に口の中で収斂性(口が渇いてぎゅっと縮んでいく感覚)を感じたことあると思います。あれが渋み。

でも未完熟なフルーツもそのままもう少し収穫を待つと渋みは消えておいしくなりますよね。それはそれは太陽によってフルーツが完熟に近づいたからです。 

太陽をサンサンと浴びて育ったぶどうは渋みが弱い。

ぶどうによってはたくさんタンニンがあるんです。

でもタンニンも熟しているので嫌な渋みを感じないんです。 

みなさんが嫌いなのは渋みではなくエグ味なんですよね。渋みとエグ味をごっちゃになって捉えてしまっているのではないかなと思います。

つまりみんなが苦手なあのタンニンは完熟度の低いぶどうから作られるから渋くなっているだけで、きちんと熟成されたぶどうのタンニンはワインにコクを与えるだけで嫌な渋みは与えないんです。 

でも、どれか熟成されたぶどうかなんて分かんないじゃんって話です。
そう、分からないんですよね。でも、完熟に近い可能性が高いかどうかは想像がつきやすいです。

ヒントは太陽! 

太陽の日差しが強くて暖かいところで育ったぶどうはタンニンは多いのに渋みは低くなる傾向があります。
国とかで言うと、オーストラリアとかカルフォルニアとかですね。 

こういう暖かい気候でぶどうを育てるとよく育ってくれるんです。(誤解を恐れずに言うと、一生懸命手入れしなくてもある程度は勝手にいい感じに育つ)

つまり大量生産が可能なので、結果値段も高くならないと言うことです。

まとめ

  • タンニンが多いから渋いわけではない。
  • 暖かいところで育ったぶどうはタンニンは多いけど渋みは弱い傾向。
    オーストラリア、カリフォルニアなど
  • 熟成されたぶどうのタンニンはワインにコクを与える。

なんとなく分かりましたか? 

続きは、Vol.2をどうぞ。

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